映画と『映画 暗殺教室』とsexy隊長

※ネタバレがありますので、お気をつけください。ネタバレが嫌いな方は読まないでください。

映画 暗殺教室

『映画 暗殺教室』

原作を読まずに斜め読みしたようなダイジェスト版的映画

簡潔に言うと原作を一切見たことない人は見てもいいと思います。

映画を観終わったあと、後ろの席の女性何人かが

「私、最後泣いちゃった。」

と、口々に話していたので何も知らなければ感動的に映るみたいです。

しかし原作を知っている人は、超退屈＆えっ！？あのシーンないの！？

えっ！？カルマ君の登場シーン５分で終わり！？

えっ！？イトナ君との対決あれで終わり！？

えっ！？プール編ないの！？

えっ！？球技大会編ないの！？

えっ！？マスター来ないの！？

えっ！？中間テスト編ないの！？

えっ！？期末試験あるけどA組との対決ないの！？

えっ！？南の島リゾート編ないの！？

えっ！？じゃあA組との…えっ！？A組基本スルー！？

えっ！？京都修学旅行編ないの！？

まぁまぁ２時間で収めるためには原作のエピソードカットは仕方ないというのは、さすがの私にもわかっていますよ。

この暗殺教室の作者「松井優征」

かなり曲者で、全ての話が全て後々に繋がるように作っているんですよ。

しかもA点とB点だけが繋がらなくて、そこから更にC点、はたまたD点に繋がったりするんです。

ですからA点がないと、後々のB点のエピソードが弱くなってしまったり、C点を成さなかったりしてしまうという

映画なんかで表現するのは不可能な話。

でもね、でもね…悲しいんです。

上記で連呼した「えっ！？」の部分は驚きもあるんですけど後々のエピソードが削除される！という悲しみにも襲われるんです。

そういう意味で、原作を知っている。原作が好きな人にはオススメ出来ません。

あとちょいちょい変わっている部分が本当に惜しい。

基本生徒フューチャーの話は全削除と思ってもいいぐらいです。

メインキャラの話だけチラホラあるぐらいです。

個人的に意味がわからない！！！って思ったのは

期末試験で家庭科１００点をとり喜ぶところで何故か綺羅々がいませんでした。

そしてカルマ君が１位を取れなくてこっそり恥ずかしい思いをするシーンですが…普通に１位取ります。

うーむ。

こういった生徒フューチャーのエピソードが改変だったり無くなっていたりするので

この映画は基本的にメインキャラと先生の関係性だけです。

そして、茅ちゃんの首から触手出ます。分かりやすいぐらいハッキリと出ます。

シロがあの教室にはイトナ以上の怪物がいる。って言った次のシーンで

茅ちゃんの首から触手出ます。

は？死ねよ？

って思ったのは内緒です。

色々台無しです。

文句ばかり書いていますけど、これたぶん２０％ぐらいしか書いてません。

本当はもーっともーっと書きたいんですけどね。

ここらへんで止めておきます。

しかし

殺せんせーの動きはよくできてますよ！！！！

よく実写であそこまで表現できたなぁー。って感心するぐらい良いクオリティです。

そこだけは本当に褒めたいと思います。

実写映画『暗殺教室』が続編決定! 山田涼介もサプライズ発表に大喜び

アイドルグループ・Hey！Say！JUMPの山田涼介の初主演映画『暗殺教室』の続編が製作されることが24日、明らかになった。同日、都内の映画館で行われた『メガヒット御礼舞台あいさつ』にて発表された。19日までの公開30日間で観客動員数200万人を突破し、興行収入は25億円で今年の邦洋実写映画で1位（興行通信社調べ）を記録。『暗殺教室～卒業編～』と題し、2016年に公開される。

続編決定！！！

そりゃそうだ、茅ちゃんから触手出てたし

雪村先生出てきたし。

でもこれで完結ってことは…またダイジェストか…

こんだけ文句言ってますけど、見ますよ！お金払って観に行くよ！