映画とドラゴンボールZ 復活の「F」とsexy隊長

※ネタバレがありますので、お気をつけください。ネタバレが嫌いな方は読まないでください。

劇場版『ドラゴンボールZ 復活の「F」』

劇場版『ドラゴンボールZ 復活の「F」』

絶望するぐらいフリーザ様を強くして欲しかった。

原作者の鳥山明が初めて自ら脚本を手掛けた、国民的人気コミックの劇場版。前作『DRAGON BALL Z 神と神』でのビルスとの死闘後の地球を舞台に、孫悟空たちとよみがえった宿敵フリーザや新フリーザ軍が壮絶なバトルを展開する。監督は、「ドラゴンボール」シリーズをはじめ人気アニメの作画監督などを務めてきた山室直儀。野沢雅子や中尾隆聖、山寺宏一などが声を担当する。劇場版ならではのスケールで描かれる、さらなる進化を遂げたフリーザと悟空との激突に注目。

シネマトゥデイ （外部リンク）

前作は完全に「おひさー！！！」からのパーティムービー

懐かしいなぁー！懐かしいなぁー！という感想がメインの同窓会気分でしたが

今作は鳥山明先生が自ら脚本を手掛けるということがあり、前作以上にストーリー性がありました。

フリーザ様なんて、下手すりゃドラゴンボールを知らない人でも知っているようなキャラですし

そのキャラが復活してリベンジマッチを挑んでくるというのは誰が見ても分かりやすくワクワクする話です。

そして何より個人的にワクワクしたのが

２０１３年にジャンプで短期集中連載していた『銀河パトロール ジャコ』のジャコが登場したこと！

そしてその流れで、ブルマの姉タイツの話が出たりと新要素も入っていたのがGood！！

ジャコ読んだことない人には「な、なんなんだ！？だ、誰だ！？」となったみたいですね。

新要素といえば前作の映画「ドラゴンボールZ 神と神」に登場した破壊神ビルスとウイスも引き続き登場します。

 その新旧入り混じる感じが個人的にワクワクポイント！！！

ストーリーも前作のお祭り騒ぎという感じではなく、伏線などありのしっかりとした作り！！！

文句なし！と、言いたいんですけど…言いたいんですけど…。

今回見る前から気になったのが、ゴールデンフリーザはビルスとウイスよりも強いのか？という部分。

キャラ的には大大大好きな破壊神ビルスとウイスがですね。なんだかんだで強すぎなんですよ。

前作の時に、「ビルスを10とするならゴッド化した悟空は6でウイスは15」と鳥山明先生が語っていました。

じゃあゴールデンフリーザは！？

…破壊神ビルスにビビりまくりのヘタレ野郎でした。

もうその時点で全ての戦いに緊張感がなくなってしまうんですよね。

悟空とフリーザが真剣に闘っていても、近くでいちごサンデー食ってるビルスの方が強いんでしょ？ウイスの方が強いんでしょ？？

って気分で見てしまい。緊張感も絶望感もない。

子供の頃見ていた時には、うわぁーーーーーーーーーつえーーーーーーーーーー！

勝てる気しないーーーーーーー！

地球終わるーーーーーーー！！！

というぐらい絶望感があったんですけど…今回は…なかったですね。

絶望感で言ったらまだ前回の方があった気がする…。

そこの設定だけが本当に残念でした。

でも上記でも話しましたけど、全体のストーリーはきっちりまとまっていて、伏線やギャグパートもあるので良いですよ！

ももクロちゃん、もうちょっと出して欲しかったなーとは思いますけどね！